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キーボードの配列はなぜこうなった-QWERTY配列

 

QWERTY(クワーティ)配列とは、英字キーボードで最も一般的に使われている、と言うよりほとんど唯一の、皆さんが使用しているキー配列のことです。

キーボード左手上段キーが向かって左から「QWERTY」と並んでいることから、この名称が付けられました。

 

ところで、なぜこのような配列になっているのでしょうか?

 

結論から言うとこの配列は、今日では効率などを考慮した意味のある配列ではなく、言わば「でたらめ」です。

 

もともとは19世紀のタイプライター時代にアメリカ人のクリストファー・レイサム・ショールズという人が考案した配列で、当時は隣接するキーを高速で連続して打つと機械のアーム(キーと刻印をつなぐ金属の棒)が絡まる問題がありました。そのため、よく使われる文字の組み合わせをなるべく離して配置し、機械トラブルを防ぐ目的で設計されたと言われています。そして機械的な制約がなくなった現在でも、長年の標準として世界中に普及し確立した地位を保っています。

 

その後タイピング効率を考慮した様々な配列が考案されましたがもはや普及しませんでした。新しい配列の中では、左手中段キーにAIなどの母音を配し右手中段キーによく使う子音を配したDovorak(ドヴォラック)配列が特に有名です。考案した人、ドヴォラックは「Dovorak配列はQWERTY配列よりタイピング速度が速い」と主張していましたが、大きな違いはないという確認結果もあります。

 

私が思うに、規則性のある配列は、より覚えやすいので、初めてタイピング訓練をする人の学習期間を短くする効果があるかもしれません。ただ一度覚えてしまえば、どんなでたらめな配列でもその配列で打つ限り大した速度の違いはなく、その意味でQWERTY配列は今後も使われていくでしょう。 

 

(参考)タイピングの正しい指の位置

 

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