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パソコン文書 保存の仕方 -「名前を付けて保存」、「上書き保存」そしてF12キー

 

パソコンの教科書にも、ワード/エクセルの課題を完成させたのち最後に1回「文書を保存しましょう」とか書いてあるのですが、作成した文書を最後に1回だけ保存するというやり方を私は推奨していません。

 

文書作成の途中で、自らの操作ミス、機器の故障、停電などで、作成途中の文書のレイアウトが修復困難なまで乱れてしまったり、最悪、文書が閉じられてしまうことがあるからです。その時点で全く保存していなければ、そこまでの作業は全部無駄になり、一からやり直しということになります。

 

こうしたアクシデントの影響を軽減するため、早い段階で、遅くとも、ワードだったら「べたうち」完了、エクセルだったら「表」完了時点で、「名前を付けて保存」し、その後はまめに「上書き保存」するのが良いです。

 

「名前を付けて保存」はどうせ一文書に一回はやらなければいけないし(2回やることはありません(為念)。)、「上書き保存」は編集画面左上の「上書き保存」ボタンをワンクリックでできます。

 

 

ちなみに「ホームタブ」をクリックして、「名前を付けて保存」をクリックすれば、「名前を付けて保存」画面が表示されますが、F12キー1回でも「名前を付けて保存」画面に移行できます。

 

私の教室では、「タブ」(ホームタブ、挿入タブetc.)を切り替えて各機能ボタン(コピー、貼り付けetc.)を表示するという、ワード、エクセルの基本操作に慣れてもらうため、学習の最初では、いわば簡便方のF12キーを使わない(=教えない)ですが、慣れてくればF12キーも便利でしょう。

 

キーボード上のF12キーの位置